契約不適合責任とは

query_builder 2023/12/20
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「契約不適合責任」という言葉を聞いたことはありませんか。
契約不適合責任とは、不動産取引に大きな影響を与えるものです。
この記事では、契約不適合責任とはどのようなものか紹介します。
▼契約不適合責任とは
契約不適合責任とは、売買契約において商品や品質に不備があった場合、売主が買主に対して負うべき責任のことです。
例えば、売買契約が成立した後に雨漏りが見つかった場合、売主が責任を負う必要があります。
▼瑕疵担保責任と契約不適合責任との違い
■適用条件
瑕疵担保責任の適用には、物件に隠れた瑕疵があるかが条件となっていました。
一方で契約不適合責任の場合は、瑕疵が隠れているかどうかは問題ではありません。
物件に何らかの問題があれば、売主は買主に対して責任を負う必要があります。
■買主の権利の強化
瑕疵担保責任では「損害賠償請求」と「契約の解除」しか認められていませんでした。
ところが契約不適合責任では上記2つに加えて「履行の追完請求」と「代金減額請求」の2つが認められています。
買主の権利が強化されて、救済手段が増えたと言えるでしょう。
▼まとめ
契約不適合責任とは、売主や請負人が買主や発注者に負う責任のことです。
不動産では瑕疵担保責任がありましたが、それを強化して買主の権利をより守れるようになりました。
『有限会社初芝住販』では、じっくりとお客様に向き合い最適な方法での売却を提案いたします。
堺市で不動産の売却をご検討している方は、当社にご連絡ください。

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